"When Sunny Gets Blue"

ジャズピアニスト、McCoy Tyner(マッコイ・タイナー)が3月6日に亡くなった。81歳だったという。





1966年、ボクが高校2年のころ、同級生にYがいて、ジョン・コルトレーンのアルバムを2枚ほど貸してくれたことがある。"My Favorite Things"もあったと思うが、”A Love Supreme”というアルバムに強烈に頭を殴られたことを覚えている。それまで、フルバンドの、たとえば、グレンミラー楽団みたいなジャズしか知らなかったからだ。これは何だ! という衝撃だった。

そのコルトレーンカルテットでピアノを弾いていたのが、マッコイ・タイナーだ。享年81ということは、私より10歳ほど年上。あのとき、かれは26、7歳だったのか。20代のわが身をかえりみても、せんないことだが。

”When Sunny Gets Blue”……訃報にふれると、いっそうそんな気分になる。

マッコイ・タイナーの死を、Yもどこかで聞いたことだろう。元気でいてくれと願う。





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